Episode 2 大学院の入学試験
3月某日 入学選考試験当日
コロナ禍ということもあって、オンライン面接である。
正直言って、毎日のようにオンラインで打合せをしているので、緊張感は皆無と言っても過言ではない。この面接で会社でのキャリアが決まろうとも、だ。
一応スーツは着た。上半身だけ。
下半身は部屋着の短パンである。もし面接中に、「立ち上がってください」なんて言われようものなら、即座にアウトである。
このように自分で程よい緊張感を作り出し(?)、その時間を迎えた。
面接官は女性2人。事前に大学院のHPで教員の顔と名前はインプットしていたので、何を専攻している先生かはすぐに分かった。まぁ、分かったところで専用のアンサーを用意している訳ではないのだが。
結論から言うと、「おや、そんなもん?」だった。
いや、これでもし落ちていたら笑い話にもならないのだが、ものの10分で面接は終了したものだから、ちょっと拍子抜け。
Q. 大学院で何を学びたいか
Q. その学びを自分のキャリアに今後どう活かしたいか
Q. 今の仕事はどんな仕事か?(これは事前提出レポートに書いてある自分の仕事がちょっと特殊だった為、恐らく興味で聞いたのだろう)
Q. 何か質問はあるか?
以上。基本的にこれだけ。
100点満点な回答が出来た自信は無論無いが、しかしこれで落ちたとしたら何が悪かったのか教えてほしい。と言いたくなるくらい、淡白な面接であった。
さて、結果は明日分かるとのこと。
やはりこれもコロナ禍ということもあって、オンラインで公開である。合格番号を掲示板に張り出して、合格者をアメフト部が胴上げする、所謂 "掲示板おめでとうパワハラ入部勧誘スタイル" ではない。ちょっとガッカリだ。
とりあえず、明日合格したらmixiで「〇〇大学院合格した人集合(^^)/」というグループでも作ろう。
古いって?僕もそう思います。